過去の遠征
ACミランとの合同合宿
序章
文責 Ri
空港出口で職務質問にあったのが主人(小幡)。「人相が悪く見えたのでは……?」と苦笑い。貸し切りバスでアローナに向かう。初めて見るミラノ郊外の街並みは岩積み、レンガ積みの家が多く屋根の色はいわゆるレンガ色。 映画の「ロミオとジュリエット」の一場面が浮かんでくる。商店はほとんどしまっている。 道路は右側通行で道幅が狭くなんとなく妙な気分になり、車と車のすれちがい様には、思わず身体がのけ反ってしまうほどだ。車の運転も非常に荒く、全てマイペース。
約1時間ほどで目指すホテル「コンコルド」に到着。ホテルの社長のフランコさんの出迎えを受ける。……が……私が想像していた四つ星ホテルとはかなりの隔たりがある。 日本のビジネスホテルとそう変わりない造りである。